今年はカボチャが実らなかったと思っていたけれど、
実は生垣の中に大きな実が隠れていた。
今朝はそのカボチャを調理するため、いつものやり方で切った。
固いカボチャは庖丁を使って切るにはとても危ない。
形が丸いからコロコロ揺れるし、
ようやく入った刃も途中で抜けなくなったりする。
以前はナタや出刃包丁を使ったりしたが、
このところ最良の方法に落ち着いた。
まず包丁をカボチャに乗せると、その背をトンカチで平均に優しく叩く。
包丁がカボチャに入ったら、飛び出している刃先と刃元を均一に叩きながら、
少しづつ切り進んでいく。
力はかけず静かに叩くのがコツだ。
途中で刃が足りなくなって包丁をずらしたい場合は、
てっぺんの切り口にドライバなどを刺すと、
切り口がクサビ上に開いて包丁が簡単に動く。
トントン、カンカンとまるで大工仕事だけれど、
こうすると力が弱くても、2キロもあるカボチャがすんなりと割れてくれる。
半分のカボチャも念のため同じ方法で切ると安全そのもの。
この方法は私が工夫して生み出したものだと思うけれど、
もしかしたら誰もがやっているのかもしれない。
さて、我が家に勝手に実った大きなカボチャ、
色々と調理できそうだ。
甘いプディングを作ってみようか。